開発仕様書
14Section

ピッチドラフト

4 分版 (実測 4 分 0 秒 / 約 1502 字) のエレベーターピッチ台本。スライドなし、10 パートを連続スクリプトとして読み上げる構成。

ピッチの流れ
① 事業概要 → ② 市場・競合 → ③ 顧客課題 → ④ 競合 TRDST の解 → ⑤ ファウンダーの当事者性 → ⑥ AI × 日本特化の優位性 → ⑦ クロスドメイン展開 → ⑧ 必要な人材 → ⑨ 検証アプローチ → ⑩ クロージング

Full Script

4:00 · 1502
01
Opening — 事業概要
0:00 · 20s

簡単にこの事業について説明すると、欧州のハイエンド家具・照明を本国の卸価格で日本の富裕層に届け、購入後の修理・張替まで生涯にわたりケアする並行輸入プラットフォーム「MAISON Direct」です。

02
Market & Competition
0:20 · 25s

この事業の市場規模はハイエンド家具で年間およそ 250 億円。都市部の富裕層向けがそのまま我々が狙える SOM になります。競合は「正規代理店 (Cassina ixc 等)」、「IL Design や中津家具といった国内の家具代理店」、「個人並行輸入代行」、「韓国の越境 EC である TRDST」の 4 業態で、それぞれ数社が存在しています。

03
Problem — 顧客の痛み
0:45 · 40s

なぜこの事業に価値があるのかというと、富裕層の購入者は「正規代理店で本国の 2.5〜3 倍の価格を払わされる」「安く買おうとしても並行輸入の真贋や修理体制が見えず手が出ない」という痛みを抱えているからです。顧客はすでに金額が分かった上で、購入するか諦めるかの選択を迫られています。諦めの代表例がリプロダクト品です。しかしリプロダクトはオリジナルの設計や素材ではないため、資産価値も満足度も本物に大きく劣ります。また仮に本物を並行輸入できたとしても、ブランドのサポート網は国境を越えず、正規パーツや専門職人の手配が個人ではほぼ不可能で、5 年後・10 年後の修理を誰に頼めるか分からないという問題が残ります。

04
Competitor — TRDST のアプローチ
1:25 · 25s

実際にその課題に対して、韓国の TRDST は本国メーカー直結の調達網を構築し、正規価格の 50〜70% 程度でハイエンド家具を D2C 販売しています。SNS とコミュニティを起点に富裕層・若手 IC を集め、韓国市場で急成長しています。ただし日本にはまだ本格上陸していません。

05
Founder Story — 当事者性
1:50 · 25s

実際に、ファウンダー自身も新居の家具を選ぶ過程で「正規店の価格が想定の倍以上で愕然とした」「並行輸入を調べても信頼できる窓口が見つからない」「5 年後の修理を誰に頼めるのか分からない」という課題を強く感じていました。この痛みを最もよく理解する当事者として、自分自身が欲しいサービスを作りたいと考えています。

06
Edge — AI × 日本特化
2:15 · 35s

その上で、我々は AI のトレンドに乗ってさらに効率化を行います。欧州各国の卸・廃業在庫・倉庫の情報を多言語で自動収集し、本国最安をリアルタイムで提示する「AI 管制塔」が中核です。さらに、TRDST にはない「真贋証明書」「直営アトリエでの生涯ケア」「全工程を可視化するデジタル・カルテ」を組み込み、日本の富裕層が求める信頼設計を満たした上で、日本市場に展開していきます。

07
Expansion — 隣接 5 領域
2:50 · 20s

このソリューションは家具市場のみならず、本国卸間の価格差が大きく、多言語・多業者の調整が必要な領域、たとえば楽器・特注照明・ハイエンドオーディオ・住宅設備・アンティーク家具にも横展開できます。AI 管制塔と物流・通関インフラを共通化することで、事業拡大の余地はさらに広がると考えています。

08
Looking For — 不足している人材
3:10 · 15s

ただし、現状この事業を推進するには、欧州の家具卸サプライチェーンに精通するパートナーが足りていません。本国の卸とリアルに繋がりがあり、長年の信頼関係を築いている方を、仲間として見つけていきたいです。

09
Validation — 実現可能性の検証
3:25 · 25s

そして、そもそもこの事業が実現可能なのかということを、富裕層購入者・インテリアコーディネーター・家具配送業者へのインタビューをさらに増やしていくこと、そして実際に自分たちでも欧州から家具を購入してみることで、調達・通関・配送・据付・アフターの全工程を実体験として検証したいと考えています。

10
Closing
3:50 · 10s

ありがとうございました。「本国の質を、生涯のケアと共に。」我々と一緒にこの市場を取りに行きたい方、ぜひお声がけください。

読み上げ用 (素の全文)

コピペで通読練習

簡単にこの事業について説明すると、欧州のハイエンド家具・照明を本国の卸価格で日本の富裕層に届け、購入後の修理・張替まで生涯にわたりケアする並行輸入プラットフォーム「MAISON Direct」です。 この事業の市場規模はハイエンド家具で年間およそ 250 億円。都市部の富裕層向けがそのまま我々が狙える SOM になります。競合は「正規代理店 (Cassina ixc 等)」、「IL Design や中津家具といった国内の家具代理店」、「個人並行輸入代行」、「韓国の越境 EC である TRDST」の 4 業態で、それぞれ数社が存在しています。 なぜこの事業に価値があるのかというと、富裕層の購入者は「正規代理店で本国の 2.5〜3 倍の価格を払わされる」「安く買おうとしても並行輸入の真贋や修理体制が見えず手が出ない」という痛みを抱えているからです。顧客はすでに金額が分かった上で、購入するか諦めるかの選択を迫られています。諦めの代表例がリプロダクト品です。しかしリプロダクトはオリジナルの設計や素材ではないため、資産価値も満足度も本物に大きく劣ります。また仮に本物を並行輸入できたとしても、ブランドのサポート網は国境を越えず、正規パーツや専門職人の手配が個人ではほぼ不可能で、5 年後・10 年後の修理を誰に頼めるか分からないという問題が残ります。 実際にその課題に対して、韓国の TRDST は本国メーカー直結の調達網を構築し、正規価格の 50〜70% 程度でハイエンド家具を D2C 販売しています。SNS とコミュニティを起点に富裕層・若手 IC を集め、韓国市場で急成長しています。ただし日本にはまだ本格上陸していません。 実際に、ファウンダー自身も新居の家具を選ぶ過程で「正規店の価格が想定の倍以上で愕然とした」「並行輸入を調べても信頼できる窓口が見つからない」「5 年後の修理を誰に頼めるのか分からない」という課題を強く感じていました。この痛みを最もよく理解する当事者として、自分自身が欲しいサービスを作りたいと考えています。 その上で、我々は AI のトレンドに乗ってさらに効率化を行います。欧州各国の卸・廃業在庫・倉庫の情報を多言語で自動収集し、本国最安をリアルタイムで提示する「AI 管制塔」が中核です。さらに、TRDST にはない「真贋証明書」「直営アトリエでの生涯ケア」「全工程を可視化するデジタル・カルテ」を組み込み、日本の富裕層が求める信頼設計を満たした上で、日本市場に展開していきます。 このソリューションは家具市場のみならず、本国卸間の価格差が大きく、多言語・多業者の調整が必要な領域、たとえば楽器・特注照明・ハイエンドオーディオ・住宅設備・アンティーク家具にも横展開できます。AI 管制塔と物流・通関インフラを共通化することで、事業拡大の余地はさらに広がると考えています。 ただし、現状この事業を推進するには、欧州の家具卸サプライチェーンに精通するパートナーが足りていません。本国の卸とリアルに繋がりがあり、長年の信頼関係を築いている方を、仲間として見つけていきたいです。 そして、そもそもこの事業が実現可能なのかということを、富裕層購入者・インテリアコーディネーター・家具配送業者へのインタビューをさらに増やしていくこと、そして実際に自分たちでも欧州から家具を購入してみることで、調達・通関・配送・据付・アフターの全工程を実体験として検証したいと考えています。 ありがとうございました。「本国の質を、生涯のケアと共に。」我々と一緒にこの市場を取りに行きたい方、ぜひお声がけください。

台本運用メモ
  • 各パートの読み上げ目安は 1 字 ≒ 0.12〜0.15 秒。テンポを確認しながら推敲する。
  • ③ (Problem) と ⑥ (Edge) は山場。アイコンタクトを切らさず、声のトーンを上げる。
  • ⑤ (Founder Story) は当事者性を伝える最重要パート。実体験のエピソードを 1 つ仕込む。
  • 4 分超過しそうな場合の削減候補: ④ TRDST (-5 秒) / ⑦ Expansion (-5 秒)。